棚卸し

年一回、または年二回とか行われる棚卸しですが・・・面倒です。

最初は何の意味があるんだ?と思いながらやってました。

在庫管理とかいう面では、大きい会社になると把握する意味でも必要かとも思いますが、小さい会社でどんぶり勘定的な方法でもやっていけるならそれはそれでいいのではないかと思ったりします。

でも棚卸しはそういう事だけではなく、財務が絡んでくるのがわかりにくい所なんですね。

例えば期末に売価100円の商品の在庫が1,000個あると

100円×1,000個=100,000円分の商品を持っていることになります。

その100,000円が利益として扱わるるのがいまだに理解できないんですよね。売れてもいないものが利益になる。

しかしこれは場合によっては良いこともあります。

決算書上で少し赤字が出そうな時でも、在庫が利益に上がるならそれで赤字が消える場合があります。

逆に利益がしっかり上がっている場合はその上乗せになるので、税金の額が増えるという事になります。

このあたり、上っ面でしか考えていない私がどうこう言えることではないのですが、法律上決められていることでしかもこの方法で毎年が回っているという事で考えるならば、その時の状況で一喜一憂しているだけで結局は自分の都合のいい方にとっているだけと言われても言い返すことはできません(^^

ただ年一回の恒例イベントとして淡々と棚卸しをする、それが一番いいと思います。