親しい知人が書道教室をしています。ある日遊びに立ち寄ったところ、「丁度いいところに来てくれた」・・・ちょうどいいって何?
「いや実は展覧会に出す作品が足らなくて、ひとつ書いてくれません?」とのこと。
「いやいやいや、私素人ですけど。筆も高校の時以来30年以上持ったことないし」
「大丈夫!教えるから」
そういう問題じゃないと思いましたが、結局書く羽目になりました。もうヤケクソデス。
私にしてみれば「懐石料理屋で料理作って出せ」と言われているようなものです。
しかし不思議なものです。こんないきさつで書いて、飾って頂いて、それを見ていると今度はもっとうまく書こうという気になってしまうんですね。
何か策略にはめられたような気もしますが、やってみると書道も面白いものです。
書道教室に通おうかな。