映画「コーヒーが冷めないうちに」のタイトルは、コーヒーが冷めないうちに帰ってこないと戻ってこれないよと言う所からまんまきているモノでした。
基本、ほとんどの映画で原作を読まない方で、その方が純粋に映画を楽しめると思っています。原作を知ってしまっていると、キャストの違和感であったり、ストーリーや設定の変更などが気になって仕方がないと思うんですよね、性格上。
もちろん原作の本を読んでいる暇もないと言えばそれまでなのですが・・・。
石田ゆり子(母役)と有村架純(娘役)の好きな女優二人が出ていたのは偶然ではありますがラッキーです(^^
肝心のストーリーは、とある喫茶店でコーヒーを淹れてもらうとタイプスリップできるという設定ですが、SF感とかは全くありません。そして、過去に戻ってもそのこと自体で未来を変えることはできないというもの。
ただし、そのコーヒーが覚めるまでに戻らないとずっとそこに取り残されたままになってしまうというもの。そして、石田ゆり子は戻れずに取り残されてしまったという設定になっています。(理由は終盤明かされるけどなんとなくわかる)
ヒューマンドラマでしょうか。
人それぞれのドラマを通じて、未来を変えることはできなくてもその時点からの自分は変えることができるというような啓発的な部分もあります。
そして有村架純ちゃんと石田ゆり子さんがいる喫茶店なら、私は毎日通います。
この手の映画は結構好きな方ですね。
キャスト ★★★★★★★★★9
ストーリー ★★★★★★★★8
展開 ★★★★★★★8
総評 ★★★★★★★8